水虫かと思ってたんです、最初は。ところが医者に診てもらったら、検査の必要があるっていうので、すぐに何か重い病気だとわかりました。でも、まさか皮膚ガンだとは・・・。
手術することになっていたんですが、ベッドが空くのを待っている内に、なんとなく行かなくなったんです、病院に。今になって思うと不思議。大した理由もなく行かなかったんですが、もし行っていたら、足首から切られていたかも知れませんから幸運でした。
そんな調子でしたので、ガンであることがわかっても、特に悲愴感はありませんでしたが、やっぱり一度は死を覚悟しましたね。死を覚悟して、その上で、執着を手放すこと、すべてはゼロからの出発なんだと自分に言い聞かせました。
そしてただひたすら、「毎日を楽しく幸せと感じて生活すること」だけを心掛けるようにしてきたんです。
嬉しい間違い
もうひとつ、とても幸運なことがありました。ガンが見つかった一ヵ月後に、『いのちの田圃』の存在を知ったことです。
ガンの発見は六月でしたので、七月号から申し込んだんですが、どうしたことか、創刊号から七月号まで全部送られて来たんです。
それまでの私だったら、間違いなく腹を立てていたと思います。なのに、そのときは不思議に嬉しかったです。川竹さんの書いたものを初めから全部読める。これはラッキーだって、直感的にですねぇ・・・。
というのは、それまでも何とか心の持ち方を変えようとして、いろいろなセミナーにも参加していたんですけど、どれもみんな、もう一つ心に入らなかったんです。
ところが、『いのちの田圃』は全部、「ふんふん、その通り、まったくそうよ」「私も、そう言いたいのよ」と独り言するくらいに、心から納得がいきました。
私が言葉にできないでいることを、川竹さんはすべて書いてくれている、私の心の底にありながら、自分では気づかないでいる思いも引き出してくれてるような・・・ですね。 心が変わってガンが消滅
ガンになるまでの私は、いつもただただ忙しく働いていて、その上、物の見方や考え方が未熟なため、本当にいろんなストレスにまみれていましたね。とりわけ周囲の人たちに対して、愚痴、怒り、不平不満、文句が多かったです。
たとえば会社では、「なんて分からずやの上司なの!」とか、部下には「何でこんなことが分からないの」って。
主人に対してもいつも腹を立てていましたし、ちょっとした社会の矛盾なんかにも、怒り続けていました。あれではガンになるのも当然ですね。
でも今は、愚痴を言わない、悪口を言わない、文句を言わないようにしようと努力しています。
すぐに変えるのは難しかったけれど、少しずつ、文句も愚痴も減って、反対に何事にも感謝できることがを多くなってきて・・・気がつくと、嬉しいことに、皮膚ガンだけでなく、オーリングテストで認められた、肝臓や膵臓、子宮などの六個のガンもすべて消滅していました。やっぱり大切なのは心ですね。 今は本当にゆったりとした心で、何ごとも楽しくできるようになりました。ガンが、人生の素晴らしいターニングポイントになったわけです。ガンに感謝感謝ですね。 |