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●必ず治ってみせると決意しよう。
ガンと分かったらまず、最初にするべきこと。それは、“必ず治ってみせるのだ”と、しっかり決意することである。
こう聞けば、あなたは拍子抜けして、つぶやくかも知れない。
「決意しろったって、そりゃ必ず治るという保証でもあるのなら、そうするけれど、それが無いから慌てているのに・・・」
でも、いや、だからこそ、やはりまず最初にするべきことは、間違いなく、これなのだ。権威のある病院や名医を探す。いい治療法や薬を探す。助けを求めて親戚や友人に連絡をする・・・そんなことは、後回しにしてもである。
●ファイティングスピリット。
イギリスの科学雑誌『ランセット』に、次のような興味深いデータが発表されている。早期の乳ガン患者57人を、告知後の心理状態によって4つのグループに分け、10年後の生存率を比較したものである。
無力感と絶望感にとらわれ、いわばガックリの状態の人たち。
消極的受容、つまり、ガンであることをしぶしぶ受け入れはしたが、自分では何もしようとしない、受け身の人たち。
何と言われても、自分がガンであることを認めない人たち。
ファイティング・スピリットを持ち、ガンと闘う意志を燃やした人たち。
Aグループの生存率は、わずか20%。それに対して、Dグループは、なんと、70%の生存率。全員同じ程度の乳ガンなのに、その後の経過はこんなにも違う。
もう駄目だ。ついに来るべきものが来たか。死刑宣告と同じ・・・こう考えて絶望する人たち。自分は大丈夫! きっと治ってみせる! どんなときにも前向きに闘争心を持ち続ける人たち。
気持ちの持ちようひとつで、生存率に3倍以上もの開きが出てしまうのである。
とすれば、病院探しや医者選び・・・そんなことはとりあえず後でもいい。明日からでも、十分間に合うし、第一、正常な判断力を失ったパニック状態では、病院や治療法探しも失敗する恐れが大。ここは、何をさて置いてもまず・・・決意を固めること。
必ず、治ってみせる。ガンになど、負けるはずが無い。きっと治してみせる。そう、固く決意することである。
たった今、あなたも、そうしてほしい。そう、たった今だ。
今はまだ、ただの空元気でもかまわない。ともかく少しは気持ちを落ち着けることである。
●ガンは急に大きくなったりしない。あわてなくても大丈夫。
それまでは何の自覚症状もなく、まったく呑気にしていた人も、ガンだと言われたとたん、最悪の想像を始めてしまいがちである。
今こうしている間にも、ガンがどんどん大きくなりそうな・・・そして今にもどこかに転移していきそうな・・・。
実は、私もそうであった。一日も、いや一時間でも早くなんとかしなければ危ない・・・そんな不安でいっぱいだった。
確かにガン細胞は分裂によって倍々に増えていく。従って、大きくなるにつれ、その速度は早まっていく。
だが、心配無用。
それはあくまでも、患者の体や心の状態を無視した単純計算上のこと。現実には、ただ一直線に大きくなったりしない。なぜなら、免疫機能が備わっているからだ。
心の変化、ちょっとした食事やライフスタイルの改善などで、それまで落ち込んでいた免疫機能が回復し、その結果、進行が足踏みすることもあれば、小さくなってしまう場合だっていくらでもあるのだ。
●人はガンだけではほとんど死なない。
ついこの間入院したばかりの人が、もう亡くなった・・・いつかあなたも参加した、誰かの噂話の記憶がよみがえるかもしれない。
しかし、絶対に間違わないでほしい。そんなにも早く命を奪ったのは、ガンそのものでは決してない、ということである。
抗ガン剤などの激しい副作用が体力を奪い、命を縮めただけに他ならない。このことは、抗ガン剤を使っている多くの医師たち本人も暗に、あるいは、はっきりと認めている。
人は、ガンだけでは、そうそう簡単に命を落とさない。
5センチの大きさだろうが10センチだろうが、転移があろうが・・・そんなことだけで死んでしまうほど、命は“ヤワ”じゃない。どんな絶望的な状況からでさえ、よみがえってくるだけの力を持っている。
ガンよりも恐いのは、間違った治療。そしてそれ以上に、心の底にこびりついた「ガン・イコール・死」という誤ったイメージである。
多くの人は、ガンそのものと戦う前に、このイメージに負けてしまう。気持ちで負けて、無意識のうちに、半ば戦いを放棄してしまうのである。
これ程無念なことはない。
だから私は、何度でも繰り返さねばならない・・・ガンは治る。たとえ末期でも、と。人はガンがあるというだけで、そう簡単に亡くなったりはしない。だから、慌てなくていい。まずは、気持ちを落ち着けて、次のように決意することである。
何が何でも治ってみせる。私は絶対、治ってみせる。
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