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アドバイス

2回

「ここがいい病院」、「これこそいい治療」。

ガンになると、友人知人からさまざまな情報が入ってくる。しかし、権威や知名度で飛びつくのは非常に危険。本当にガンを治し、再発を防ぎ、体にいい治療はどれなのか。ここでは、その見分け方をしっかりと身につけてください。

●代替療法の時代がやってきた。

■三大療法を中心とした西洋医学。
■東洋医学やさまざまな民間療法を含む代替療法。

ガンの治療法は、大きく分けて二種類ですが、これまで無敵のエースのように思われてきた西洋医学の権威が、ここ十年来、急速に揺らぎ始めています。

それに代わって、西洋医学一辺倒の医師たちから、「非科学的」という不当な非難を浴びせられ、おとしめられてきた代替療法が、いちやく脚光を浴びてきたのです。

その大きなきっかけの一つは、医療ジャーナリスト・今村光一氏が、『自然な療法のほうがガンを治す』(徳間書店)によって、おそらくは初めて日本に紹介した『OTAレポート』でしょう。

発端は、アメリカの上下両院議員40名の次のような提案にあります。

<通常療法では治らないとされた末期ガン患者が、非通常療法でたくさん治っている。議会はこれらのことを詳しく調べ、国民に知らせる義務がある>

通常療法とは手術、放射線、抗ガン剤など三大療法のこと。そして非通常療法とは、食事療法や心理療法などの代替療法を指します。

つまり40名の議員たちは、三大療法一辺倒の常識に大きな疑問を投げ掛けたのです

そして、1990年。三年におよぶ大調査の結果が、OTAレポートとしてまとめられました。

レポートは、言います。
<通常療法には、過去数十年来、ほとんど見るべき進歩がなかった>と。

中でも抗ガン剤は、その激しい副作用にもかかわらず、
<どんな薬も、患者を延命させる上で効果的だったといえるほどの効果があったわけではない>と、断定。

さらに、NCI(アメリカ国立ガン研究所)に対し、非通常療法、つまり代替療法の成果を正当に評価するようにとの、勧告までしているのです。

●患代替療法と三大療法は、こんなに違う。

では、新しい時代のガン療法として期待のかかる代替療法とはどんなものなのか、そして、三大療法とどこが違うのか・・・。

まず、下の比較をしっかりと頭に入れておいてください。

代替療法は

  • ガン患者の肉体と心、人間の全体に働きかける。
  • ガンの原因に注目。
  • 副作用がなく、治療が苦しくない。

三大療法は

  • ガンの固まりだけを取り除こうとする。
  • ガンという結果だけに注目。
  • 時として、激しい副作用がある。

●『氷山のイメージ』が、正しい治療を選ばせてくれる。

では、二つの療法が、ガンに、そして体にどのように働きかけるのか、『氷山のイメージ』を使って、さらにくわしく見てみましょう。

まず、海に浮かぶ氷山をイメージしてください。

海面に少し顔を出しているのが、ガンの固まり。そして、海面から下に隠れている部分を実際の氷山以上に、巨大なものとして思い描してください。

実は、この氷山全体が、一人のガン患者という存在なのです。

肉体があります。食べ、排泄し、活動と休息をくり返します。

心を持っています。怒り、悲しみ、喜び、憧れ、失意、憧れ、恨み・・・。
毎日毎日、たえまなく揺れ動き浮き沈みする感情の世界です。
思考、思想、信念、信仰などの世界もあります。

複雑な人間関係があります。家庭生活があり社会生活があります。心は、そこから生じるさまざまなストレスも抱えているでしょう。

海面の下に隠れている部分は、実に実に巨大。ひとりの人間はこのように広大な世界を抱えた存在なのです。

さて、にもかかわらず・・・。

三大療法が治療の対象とするのは、海面の上にわずかに顔を出している、ケシつぶのような部分でしかありません。

切ったり、焼いたり、毒殺したり・・・さまざまに攻めたてても、しょせんはごくごく小さな一部分にしか過ぎない。

しかもそれは、単なる『結果』。いわば、ニキビをつぶしているようなものですね。

でもニキビができるのにも、それなりの原因があります。

だから本当に治そうとすれば、便秘や運動不足、睡眠不足を解消しなければならない。脂肪の多い食生活も改めなければならない。ストレスが増えるとニキビも増えるので、心のコントロールにも気をつける必要がある・・・

たかだかニキビのようなものでさえ、こんなにたくさん改めなければならない。原因を取り除くしかないのです。

ガンだって同じこと、いや、もっともっと複雑な原因がひそんでいます。

政府が、ガンを成人病から、生活習慣病へと呼び名を変えたのも、そのためです。

つまり、患者の肉体と心・・・氷山のに隠れた部分、あの巨大にして奥深い部分に原因がある病気だと言っているのです。そこを正さないかぎり治らない病気だと警告しているのです。

では、原因を取り除くことを目的にした治療とは?
それが、代替医療なのです。

先ほど述べた「自然治癒力を強化し、応援する」ということの意味は、この原因を取り除くことによって、ガンを根本的に治し、二度とガンにならない心と体を作っていくということなのです。

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